ゲッターズ飯田の手相占い
これまでに占った三万人以上の人のデータに基づく性格判断でホントに当たる、と評判のゲッターズ飯田さん。オリジナルの「五星三心占い」を発案し、数々の本も出版されています。
彼は四柱推命や姓名判断、手相、顔相もマスターしているそうです。確かに彼の本を読んでみるといろいろな占い、さらには統計学的な要素も含む診断が多いです。
もともと占いは統計学とも言われていますが。
ところで占いといえば同じく元芸人(今も?)島田秀平さんが手相占いでブレイクしましたが、なぜ手相占いが人気なのか、わかりますか?
四柱推命や九星気学などは名前からして難しそうで、ちょっと敷居が高いですね。
もちろん早見表などで自分のあてはまる数字を割り出し診断結果を読む、というのが主流なので実際には占ったことがある人も多いとは思います。
ですが、これを例えばテレビで放送するにはちょっと難しいですね。
また、西洋占星術、血液型占い、風水などは自分の属する星座や血液型と同じ人が世の中にはたくさんいて、その全員が同じ運勢なのかと思うと信頼性や依存度は低くなります。
それに比べると手相というのは、「あなただけのもの」というところがポイントです。
人はだれでも自分のことを知りたいのです。その他大勢の人とは違う、自分だけの性格や運勢を知りたいと思って占いを利用するのです。
ですからその人の手相を観て占う手相占いは、当たっているときの感動、驚きも大きく、結果占い師にも自然とたくさんの情報提供をしてしまい、占い師はその情報を元に、さらに当たる占いを進めることができるのです。
ですから、多くの占い師さんは手相もマスターされるのだそうです。
もちろん顔相も手相と同じ部類ですが、自分で自分の顔を観る、というのはなかなか難しいし、目が大きいとか、鼻が高い、とか基準があいまいで判断が難しいので、そこまで流行らないのかもしれないですね。
手相は自分で占える、というのも人気の理由のひとつだと思います。
ゲッターズ飯田さんは著書「いろんなマンガを勝手に占ってみました。」で、少しですが、漫画のキャラクターの手相を診断しています。
面白い発想ですよね。さすが放送作家さんとしても活躍されているだけに目のつけどころが他の占い師さんとはちょっと違いますね。